みなさん、あけましておめでとうございます。
ミラノの工です。
私の担当させていただいている「海外インテリアブログ」も、今年で7年目を迎えました。
これもひとえに読者の皆さまのおかげと、心より感謝しております。
今年もイタリアをはじめ、ヨーロッパからステキな情報をお届けしたい、と気持ちを新たに張り切っております。
どうぞ、よろしくお願いいたします!
![トリエステ貴族の暮らし3 トリエステ貴族の暮らし3](https://www.studiotakumi.jp/wp-content/uploads/blog_images/2011_01_1.jpg)
さて、トリエステの貴族「モルプルゴ」家。
その権力は絶大で、当時オーストリア・ハンガリー帝国の皇帝も巻き込み、
地中海で大々的にビジネスを展開していたそうです。
![トリエステ貴族の暮らし3 トリエステ貴族の暮らし3](https://www.studiotakumi.jp/wp-content/uploads/blog_images/2011_01_2.jpg)
そんな貴族の館から、引き続きインテリア情報をお伝えします。
![トリエステ貴族の暮らし3 トリエステ貴族の暮らし3](https://www.studiotakumi.jp/wp-content/uploads/blog_images/2011_01_3.jpg)
個人的にも参考にしたいと思ったのが、この書斎のデコレーション。
![トリエステ貴族の暮らし3 トリエステ貴族の暮らし3](https://www.studiotakumi.jp/wp-content/uploads/blog_images/2011_01_4.jpg)
インパクトのある照明に、ずらっと並んだ有名人のリトラット。
以前ご紹介した、ヴェネト州にある「パドバ大学」にも、学長の肖像画が並んだ部屋がありましたが、
イタリアではよく見かけるスタイルです。
こちらに並んでいるのは、「神曲」のダンテ、「君主論」のマッキャベッリ、ガリレオ・ガリレイ、ミケランジェロなど、
イタリアの芸術家や学者など重要人物ばかり。
![トリエステ貴族の暮らし3 トリエステ貴族の暮らし3](https://www.studiotakumi.jp/wp-content/uploads/blog_images/2011_01_5.jpg)
色味などのバランスも調和がとれていて、書斎のインテリアとして素晴らしいと思いました。
![トリエステ貴族の暮らし3 トリエステ貴族の暮らし3](https://www.studiotakumi.jp/wp-content/uploads/blog_images/2011_01_6.jpg)
トリエステに限らず、イタリア貴族の個人宅は現代のイタリアン インテリアスタイルの参考になります。
イタリアのどの都市にも、もとは「貴族の個人宅」で、今は一般に開放されている美術館があると思います。
観光にいらした際には、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。