ニースの高台のお家2

こんにちは!
前回に引き続き、南フランスのニースにある友人宅よりお届けします。


ニースの高台のお家2

こちらは書斎コーナー。
書斎ではお仕事のできる環境も整っています。


ニースの高台のお家2


友人のご一家は、普段はミラノ中心地のアパルトメントに住んでいますが、
暖かくなってくると、週末はほとんどニースのお宅で過ごされるそうです。

こちらはキッチンです。


ニースの高台のお家2


テラコッタやタイル、自然光の明るさ、色使いなど、清潔感のある空間。
友人一家も、簡単な食事ならダイニングではなくこちらですませることが多いそうです。

友人から「冷蔵庫の中のものを適当に調理してね」と言われていたので、そのようにリラックスして過ごしました。
壁をよく見ると、キッチンに関連したかわいらしい絵やミニオブジェの額が飾ってあります。


ニースの高台のお家2


キッチンだけでなく、ディスプレイには明確なテーマが感じられます。
リビングの壁には、青やベージュを基調としたニースの風景。


ニースの高台のお家2


こちらの書斎の壁には、家族の肖像画や写真などが無造作に額に収まっています。


ニースの高台のお家2


バスルームにつながる廊下の壁も、ディスプレイのポイントです。


ニースの高台のお家2


何度かこちらのお宅にお世話になっていますが、
高台からニース市街と海が見下ろせ、見晴らし抜群のロケーションです。


ニースの高台のお家2


また、家の中への光や風の入り方、内装や家具の色、素材、ディスプレイの組み合わせ、テーマ……
すべてにおいて、立地の条件や地理的特徴が生かされていて、
インテリアスタイルは地域性が色濃く、昔からの風習が適所に見られます。

家主はミラノ、ニース、パリに育ち、プロダクトデザイン関連の企業を営んでいるので、
職業柄というのがあるのかもしれませんが、ご両親や家族のみなさんの会話からも学ぶことがたくさんありました。